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突然だが、尿道結石になった。

尿道結石=男性、それも中年ぐらいの病気。

だと勝手に思っておりました。私26歳の女です。先日尿道結石になりました。だらだらと長いがまあどうかひとつ聞いてくれないだろうか。一応症状をまとめて、石予防対策、救急車マニュアルなるものも載せた。この為にブログ開設したから色々見辛い点もあるが、半分は自分用の備忘録なのでまあよしとしたい。私以外の人に同じ轍を踏んで欲しくないので、よかったら読んでほしいと思う。

先に言っておきますね、尿道結石は痛いぞ。

私のスペック

  • 年齢26歳
  • 性別は女
  • 子育て真っ最中(2人)

最後に健康診断を受けたのは3年前だが、健康診断は一度も異常はない。毎回Aランクの超健康優等生。1年前の妊娠〜出産の間に受けた血液検査でもなんら問題はなかったため、自分の健康には相当の自信があった。

まさか、まさか自分の身体に石があるなんてカケラも思ってもなかった。誰にでも起こりうるのだよ。それを肝に銘じてほしい。

それは、突然やってきた。

前触れなどない

この時私は自宅から離れ、親友の出産祝いの為に車で2時間ほど離れた実家に帰っていた。頼りにしている夫はいない。よくよく考えてみれば昼間、頻尿気味だった気もするが、いつもより水分を摂りすぎたかな?程度で、特に気になる症状はなかったように思える。前触れ?前兆?そんなものはなかった。ないのだ。

夜23時頃

こどもたちを寝かしつけ、そろそろ私も寝ようと横になるが、眠れない。先ほどトイレに行ったはずなのに、かなりの残尿感があってすぐまたトイレに行きたいと感じるほど。この時点で、ひどい時は30分に一回トイレに行っていた。少し横になって、またトイレに行って、少し横になって、またトイレに行く。繰り返しトイレへ行く内に排尿痛が伴うようになってきた。この時の私はさっきコーヒー飲んだせいかな?と呑気に構え、特に気にせずになんとか睡眠をとった。

深夜2時頃

こどもの泣き声で目を覚ます。起きると内臓が痛い。胃じゃないな、腸?なんだろう下のあたり。生理痛に近いような鈍痛。それも重めの、2日目の痛み。あとはトイレに駆け込みたくなるぐらいの激しい尿意。コーヒーのせいとかごまかせないほどの頻尿

痛いな、めっちゃトイレ行きたい。漏れる。

そう思いながらもなんとか授乳をすませ、トイレに駆け込む。排尿痛も先ほどよりもひどくなっていて、膀胱炎になってしまったのかな?と思い始める。ベットに横になるが、またすぐにトイレの繰り返し。確かに出してるはずなのに、ずっと出したい。出したい割には量が出てない。それなのに溜まってるような感覚。そうして何度かトイレに行ったり来たりを繰り返す内に、排尿痛も鋭さを増してくる。拭くのも痛いので、恐る恐る拭く。あまりにも痛いから拭いたティッシュを何気なく見ると、血が出ている。血尿だ。

おいまじか〜〜〜

明らかに血が混じってるやん〜これが血尿か〜まじか〜26歳で血尿て…病院行かなきゃならんよね…?内科?泌尿器科?まじか〜〜〜

まだ全然余裕ある。むしろこのまま症状が治れば血尿出してるのに病院という選択肢はなくなっていただろう。血尿よりも私は朝10時30分に予約した美容院へ行きたかった。血尿<<<<美容院。私の健康意識やばい。しかし非情にもトイレにいる時間のほうが長くなっていく。それどころか、いよいよこどもの面倒が儘ならないと判断した私は母を叩き起こした。

「頻尿で、血尿が出ている。なんかお腹も痛い。生理痛の重いやつ。」

「あんた、それ膀胱炎だねえ(笑)お母さんも血尿出たことあるわー」

膀胱炎かーーーーー恥ずかしーーー

「まあ、病院の時間までまだあるし、寝な」

いや、でもそう言われましても。

言われなくてももちろん寝たい。深夜2時やで。こどももまだ夜授乳していて、あと2回ぐらいは起きるかもしれない。そうなるとお昼きついからもちろん寝たい。けども痛くてすぐトイレ行きたすぎて眠れたもんじゃないのですよママン。膀胱炎やばいな舐めてたわきっつ。朝一で病院に行けば……美容院も間に合うかな。あー2人目出産してから9ヶ月も我慢してたのにこの仕打ちはなんだー辛いわー。まっ寝れないからとりあえず原稿書こ。

今考えても本当にバカだと思うが、本当にそんなことを思っていた私は、そのまま寝転がりながら、2時間近く原稿を書いていた。下からは相変わらず血尿を出し続けながら。

痛みのピークから診断まで

4時頃

血尿が進化する。ワンランク上の血尿。

凝血尿が出始めました。あと血尿も最初よりも明らかに量がおかしい。そもそも血尿っていうのは「おしっこに、血が混じる」状態なんです。血尿にも潜血尿と肉眼で確認できる肉眼的血尿があるのです。

オシッコに血が混じったら・・・血尿はからだの赤信号です : 高知医療センター

 目で見て明らかに血尿とわかった場合には、重大な病気が隠れている可能性があります。

もうバッチリ当てはまってるから早よ病院行けってあの時の私に教えてあげたい。もう2時くらいから肉眼的血尿だから。2時間経ってるから。そりゃ進化もするか。この時点で私の血尿はほぼ血。尿に血が混じるとかそういうレベルじゃない、血に尿が混じってる。逆転。

凝血尿はその名の通り、ドロッと固まった血が尿道から出るんすわ。女性なら伝わると思う、生理の時のドロッとかたまったアイツがあそこよりも狭い尿道から出るんだ。生理じゃないのが恐ろしい。むしろ生理であってほしかったー。何回かそう思って確認してみたけどやっぱり生理じゃない。

凝血尿が出る時の痛みたるや。悶絶。

私の場合ではあるが、それが何回も何回も出てきた。

わかりにくい例えで申し訳ないが、この時のお腹の痛み、出産に例えるならば子宮口6〜8cmのまだ産めないのかまだなのか〜って痛みがずっと続く。相当何か悪いことをしたんだな、反省し悔い改めますからこの痛みをどうにかしてください神よ〜とトイレでずっと祈る。何かがおかしいとさすがの私も気づき始め、母に報告。

「あのね、出産のときの子宮口が6〜8cmのどうにもならないお腹の痛みと、さっきよりもひどい血尿」

「ハハ、ひどい膀胱炎だね」

まじか膀胱炎半端ないな。

本気でそう思って、またトイレに戻った。

5時30分

痛みが最大のピークを迎えつつあり、トイレから一歩も出れなくなる。あと3時間(病院開院時間)もこの痛み我慢?無理無理。無理だって、頭おかしくなるって。ここで、やっと

いや、これ膀胱炎じゃなくね?と覚醒。

気付くや否やさっきまで余裕綽々で原稿書いたりしてたのに、途端に悲観的になる私、iPhoneのメモに「愛してるよ」と書いたメモを家族宛に残す。死にたい。そんな愛しの夫に連絡をとってみようと思うも、実家から自宅までは2時間の距離にある為呼んでも無理だわと諦める。そこでトイレからなんとか顔を出して

「もうほんと無理。病院まで待てない。あと2時間とか無理。というかほんとに何か産まれそうなんですけど」と母親に懇願するも「我慢しな」と一蹴。

そう言われましても〜(2回目)

いや貴方、もうこちとら産まれるってもんを我慢できますかってんの。

こうなったら自分でなんとかするしか。

自分で病院に行きたかったがもう既に運転できる状態じゃない。というかもう携帯もろくに弄れやしなくなっている。痛みで手が震えるやつ。我慢するしかないのか…というか私トイレで死んだらどうしよう…と唸りながら耐える。この時の痛みは子宮口10cm。出産ならもう産めるってんのになんだこいつは。というか産まれるって言ったけど何を産むんだ?でも産まれそう。産まれる。何かが産まれる。(実際石を産んでるんだけど)

この時の私はまさか自分が今まさに石を産んでいるなんて思いもしなかったが、あまりにも痛みが陣痛に近い為、無意識に産まれる産まれるを連呼。こんなこと言ってるから余裕があると思われてた。しかし当の本人はいたって真剣に「産まれる〜産まれる〜」と唸り喚いた。伝わらなかったけど。そんだけ痛い自覚があるのなら、何故救急車を呼ばなかったのか。救急車はもし本当に膀胱炎だったらって思ったら恥ずかしくて、出産の痛みを越えたら呼ぼうと我慢した。阿呆だと思う。そんなこんなで耐え忍ぶ内に、激しい痛みと共に大きめの凝血尿が出る。思い返せばそれから痛みが引いていった為、それが石だったように思うが、石だとは気付かなかった。

9時頃

本当にそこからは少しずつ余裕が出て、痛みが引いていった。受付時間になったので自分でタクシーを呼んで近くの泌尿器科へ駆け込む。しかしもうその頃にはトイレに何回も行ったり来たりしなくて済むようになっていた。病院でまず採尿してくださいと言われて採尿した尿がぶどうジュースみたいで、自分で出しといてえ?これ本当に尿?とドン引き。

結果は、尿道結石だろうとのこと。

なぜここが曖昧なのか、石出た自覚が自分にはない。音もなかった。もう痛みも引いた後だから、お医者さんもそう判断するしかないよね。

最初に書いたように健康診断ではいつもA 。健康には自信があった。自分に石があるなんて思ってもみなかった私は拍子抜け。念のため腎臓をエコーで見てもらう。なんか明らかに白いのあるんですけど〜

「もう一個あるねー」

やっぱり〜〜つ、つらい〜〜

絶望してお医者様に思わず泣きつく。

「やだ〜〜もう痛いのやだ〜」

「大丈夫小さいからそんなに痛くないと思う」

そんなに(ほんとかよ)

2個目が成長せずに早く出てくれと今でも願うばかり。念のため血液検査もしてもらった。最後にお医者さんに聞く。

「女性で、比較的若い人でも尿道結石って結構なるもんなんです?」

「うーんハハハ」

ハハハ。

診察室を出た私、呆然としつつ、会計を待つ間iPhoneのメモをそっと真っ先に消す。証拠隠滅ミッションコンプリート。痛くないからご機嫌ハイ状態になって病院から実家まで歩いて帰り、そのまま美容院に行った。もはや執念。しかしその後熱を出してまる1日寝込みながら育児をして授乳をした。しんどかった。改めて私の健康意識やばいなと反省した。

症状が良くなったからといって無理はするな。安静に。くれぐれも安静に。次の日血液検査の結果を聞きに行くが全て問題なし、健康。あんだけ血が出てたり熱が出たけど、腎臓悪くなってなくてよかったと心底思った。

こうして私のはじめて尿道結石はおしまい。

尿道結石、わたしのまとめ

主な症状

  • 残尿感
  • 頻尿
  • 血尿
  • 内臓の痛み

後から聞いてわかったこと

  • 悪寒

冬で、夜だから寒いのは当たり前だと思っていたが、ストーブの前に陣取り、上着着込んでも寒い寒いと言っていたらしい。

  • 腰痛あたりの違和感

しきりに腰あたりをさすっていたらしい。内臓が痛いと思っていたが、おそらく腎臓から石がおりている最中でそのため、腰付近わき腹あたりが痛くなりさすっていたと思われる。

(腎臓からおりて、膀胱に行くと下腹部あたりが痛いそうです)

救急車利用マニュアル

何故救急車を呼ばなかったのか。

色々理由はある。膀胱炎だったら恥ずかしいというのもあるが、実際のところ母がこどもたちの面倒を見てくれている為、付添人どうしようとかそんなことを考えていたりした。あとはそもそも私みたいな割と若くて元気な奴が救急車って呼んでいいものなのか、どれぐらいの痛さで呼んでいいものなの?しんどいけど我慢しろって言われたら一応まだ我慢できるけども……

しかし、お医者さんには言われた。

「よく救急車呼ばなかったね。僕は呼んだよ」

よ、呼んでいいんだ〜。

実は私は自分に自信がなく、何かと我慢するふしがある。もし次があってももしかしたら我慢してしまうかもしれない。それは避けたい。私以外の誰かが、第三者が決めたわかりやすい判断基準があればいいのにと、ぐぐってみたらあったよ救急車利用マニュアル。

 救急車利用マニュアル A guide for ambulance services :: 総務省消防庁

 f:id:shinyrockbook:20161207212017j:image 

判断に迷ったら、各都道府県ごとに救急相談窓口というのがあって、そこで救急車が必要かどうかを判断してくれるらしい。次から積極的に利用しようと思う。

今後気をつけるべきこと

なんせ石がもう一個あるんでね。

石予防については

  •  シュウ酸を摂りすぎない

これに尽きる。シュウ酸の多い代表はほうれん草。しかしそもそも、実は夫にも腎結石があって、我が家ではほうれん草はご法度なんで大丈夫。

尿道結石になる原因も色々調べたが、尿道結石になる人は生活習慣病予備軍とか肉中心の食生活ガー云々など散々書いてある。いやしかし、しかしそもそも私まだ26歳。自分で言うのもなんだけど尿道結石患者の中では若い。それにここ3年くらいは妊娠出産もあり、食生活にはそこそこでは気をつけていた。その前は実家で暮らしなんで、食生活じゃないと思われる。じゃあ?なんで?まあなるべくしてなったのかなあ。石と共に生きる人生。やだなあ。あんな痛いのはごめんなので、食生活ももちろんではあるが、それ以外で気をつける点を書く。

尿路結石を予防するために、こんなことにも心がけを! | おしっこチェックで健康コントロール | 健康生活のススメ | 日本ケミファ

  • 水分補給

実は普段全然水分を取らない。母乳もあげてて、夜中授乳して朝起きたら干からびそうなんてこともここ2年ぐらいざらにある。水分をしっかり取るように心がけようと思う。

  • カルシウムの摂取

不足している自覚はある。牛乳飲まない、乳製品食べない。ダメじゃん。こちらも意識して気をつけたいところだ。

  • 健康意識の改善

もう若くないの。ある程度我慢したら治ってる時は終わったの。異常を感じたらすぐ病院へGO。家族の健康は母親から。身体が資本なんですよ大事にしようね。

最後に

尿道結石になったことで、自他共に我慢強いという称号を得ることになったが全く喜ばしくない。我慢しすぎるのはよくない。非常によくない。石が出たからよかったものの、出なかったらトイレで倒れてたかもしれないと思うとぞっとする。どう考えてもそっちのが危ない。次こそは早めに症状に気付き、病院で少しでも楽にしてもらおうと思う。

長々と書いたが、本当に、誰にでも起こることなのです。これを読んでくれた方が、明らかに痛い時に、もしや…尿道結石…?と気付いて1人でも病院に駆け込んでくれたらと思う。

 

以上、私お疲れ様でした!